将来、結婚すべきか否か。恋愛はしたいけれど、結婚に迷う貴女へ
「恋愛はしたい。でも、結婚となると話は別。自分は本当に結婚したいのだろうか?」
そんな気持ちを抱えたまま30代を迎えた女性は、決して少なくありません。仕事にも慣れ、収入も安定し、一人暮らしの自由さや気楽さを実感している時期。自分の人生を“誰かとともに歩む”ことを、改めて考える年代でもあります。
婚活カウンセラーとして日々多くの女性の悩みを聞いていると、この“迷いの壁”にぶつかる方は本当に多いと感じます。そして実は、この迷いこそがとても自然で大切なサインなのです。
結婚に不安を覚えるということは、あなたが真剣に未来を考えている証拠。だからこそ、安易に飛び込めないし、慎重にもなる。とても誠実で、素敵なことだと思います。
ですが――
迷っているなら、私は「結婚を選んだ方がいい」と強く思います。
その理由を、丁寧にお伝えしていきます。
◆迷いは“結婚に向いている証拠”でもある
結婚に対して慎重になる女性の多くは、自立心があり、責任感も強く、自分の人生に真剣です。
実際、結婚生活は相手と分かち合い、支え合いながら築くもの。だからこそ、自立した女性は結婚に向いています。
恋愛はドキドキやときめきの感情が中心ですが、結婚には「安心」「安定」「信頼」という土台が欠かせません。
あなたが将来を現実的に考えて不安になるのは、その土台を大切にしている証でもあるのです。
◆30代の今こそ、人生の舵を切り替えていくタイミング
20代は迷っても時間が味方をしてくれますが、30代に入ると、仕事・健康・家族・友人…様々な人生のバランスが見えてきます。
そしてここで一度、「このまま一人で生きていく人生」と「誰かと人生を重ねていく未来」を比較し始める方が増えます。
実はこれ、人生の大きな節目です。
今の自由も心地よい。
だけど、ふとした瞬間に感じる寂しさや不安。
体調を崩した日の心細さ。
親が年を重ねていく切なさ。
将来の住まいのこと、お金のこと。
30代は、これらが一つ一つリアルに迫ってくる時期でもあります。
そんな節目だからこそ、「結婚」という選択肢を真剣に考えるのは、ごく自然な流れなのです。
◆誰かと生きるという安心感は、一人の自由よりも大きい
婚活をしている女性たちから、よくこんな言葉を聞きます。
「もっと早く結婚を考えればよかった」
「一緒にご飯を食べるだけで、こんなに心が落ち着くとは思わなかった」
結婚は、派手な幸せではありません。
日常にほんの少しずつ積み重なっていく安心感です。
・仕事で疲れて帰った日、灯りがついた家がある
・具合が悪いときに、誰かが気づいてくれる
・自分の味方でいてくれる存在が一人いる
・休日に一緒に出かけられる相手がいる
・「ただいま」と「おかえり」がある
それは、一人の自由より“深い安心”をもたらします。
そして年齢を重ねるにつれ、その価値は増していきます。
◆結婚したからこそ広がる人生がある
恋愛は人生を彩ってくれますが、結婚は人生を形成してくれます。
2人で過ごす時間、同じ目標に向かう経験、互いを支え合う喜び。
こうした積み重ねは、独身のままでは味わえない“人生の深み”を生み出します。
もちろん、結婚は楽しいことだけではありません。
意見がすれ違う日もありますし、生活リズムの違いで悩むこともあるでしょう。
ですが、それでも多くの人が結婚を選び、続けているのは――
1人では得られない心の豊かさが、確かに存在するからです。
「誰かと生きる」ことは、自分を縛るものではなく、自分の人生をより豊かにしてくれる選択なのです。
◆迷うあなたへ。最後に伝えたいこと
結婚に迷うのは悪いことではありません。
むしろ、あなたが真剣に自分の人生を考えているからこそ生まれた感情です。
ただ、迷っている時点で心のどこかに「結婚したい気持ち」が確かにあるのではないでしょうか?
もし結婚にまったく興味がないなら、迷いすらしません。
あなたが今、こうしてこのブログを読んでいること自体が、答えの一部なのです。
未来のあなたは、今日のあなたに向かってこう言うはずです。
「結婚を選んでよかったよ」と。
人生は長いようで短いもの。
誰かと支え合いながら生きる選択は、あなたの人生に“あたたかい安心”と“深い豊かさ”をもたらしてくれます。
迷っているなら、一歩踏み出す価値があります。
あなたのこれからの人生が、誰かと手を取り合って輝いていくことを心から願っています。