「結婚するべきか、しないべきか」
この問いに、一度も悩んだことがない人は少ないのではないでしょうか。友人の結婚報告にお祝いの気持ちを抱きつつ、ふと自分のことを考えて立ち止まる。親から「いい人はいないの?」と聞かれて、笑ってごまかす。そんな経験は、きっと誰にでもあると思います。
今日は、その悩みに「正解」を出すつもりはありません。ただ、少しだけ肩の力を抜いて、一緒に考えてみませんか。
「べき論」から、いったん離れてみましょう
結論から言うと、結婚してもしなくても、どちらでも自由です。
今は、結婚せずに自分らしく輝いている方もたくさんいます。仕事に打ち込む人生、趣味を極める人生、友人や家族に囲まれて過ごす人生。どれも素敵で、どれも立派な選択です。逆に、結婚して家庭を築く人生にも、その人にしかない喜びがあります。
大切なのは、「世間がそう言うから」「周りが結婚したから」という理由で決めないこと。そして、「結婚しなかったら負け」「結婚したら自由がなくなる」といった思い込みで、自分の可能性を狭めないことだと思います。
「焦り」で選ぶと、心が疲れてしまいます
婚活をしていると、つい「早く決めなきゃ」と焦ってしまう場面があります。年齢のこと、周囲の目、SNSで流れてくる幸せそうな投稿。気持ちが揺れるのは、当たり前のことです。
でも、焦りから生まれた決断は、あとから心に重くのしかかることがあります。婚活で本当に大切なのは、「結婚すること」そのものではなく、「この人となら自分らしくいられる」と思える相手に出会えるかどうかです。
ですから、うまくいかない日があっても、自分を責めないでください。お見合いやデートで緊張してしまっても、うまく話せなくても、大丈夫。出会いはご縁です。タイミングが合う日は、ちゃんとやってきます。
人生は、思っているより長い
ここで、少し視点を変えてみましょう。
今、日本人の平均寿命は、女性で87歳前後、男性で81歳前後です。健康に気をつけて暮らせば、「人生90年」というのは、決して大げさな数字ではありません。
たとえば今30歳の方なら、まだ60年もあります。40歳でも50年です。仕事を引退したあとの時間も含めれば、人生は想像以上に長いのです。
その長い時間の中で、楽しいことも、うれしいことも、そして時にはつらいことも、必ずやってきます。
「共有できる人」がいるという心強さ
仕事でうれしいことがあった日、帰り道に食べたものが驚くほどおいしかった日、テレビを見ていて思わず吹き出してしまった日。
そんな小さな出来事を、「ねえ、聞いて」と話せる人がいる。それだけで、毎日は少しだけ明るくなります。
反対に、落ち込んだ日、体調を崩した日、将来が不安になった夜。そんなときに、何も言わずにそばにいてくれる人がいる。それは、お金や肩書きでは手に入らない、大きな安心感です。
もちろん、そうした存在は、パートナーだけとは限りません。友人や家族、仲間も、かけがえのない存在です。それでも、「人生の長い時間を、日常ごと分かち合えるパートナー」がいることは、また特別な幸せのかたちだと思うのです。
完璧な人より、一緒に笑える人を
婚活では、条件を気にするのは自然なことです。年収、職業、年齢、価値観。大切な要素ばかりですよね。
ただ、長い人生を共に歩むうえで、本当に効いてくるのは、意外とささやかなことだったりします。
- 同じことで笑えるかどうか
- 失敗したときに、責めずに笑い飛ばしてくれるかどうか
- 一緒にいて、黙っていても心地よいかどうか
条件が完璧でなくても、「この人といると、なんだか自然に笑っちゃうな」と思える相手は、とても貴重です。もし今、そんな方が思い浮かんだなら、その気持ちを大事にしてください。まだ出会えていない方も、ご安心ください。きっと、これから出会えます。
最後に
結婚するのも、しないのも、あなたの自由です。どちらを選んでも、あなたの人生が素晴らしいものであることに変わりはありません。
でも、もしこう思うことがあったら、ぜひ立ち止まってみてください。
人生は90年。まだまだ、たっぷり時間があります。その長い道のりを、同じ景色を見て、同じように笑い合える人が隣にいたら、きっと、毎日がもっと楽しくなると思いませんか?
その一歩を踏み出したいと思ったとき、このブログがそっと背中を押せたなら、これほどうれしいことはありません。
あなたの隣に、あなたと笑い合える素敵な方が現れますように。