初めてのお見合いで好印象をつかむ5つのポイント
「お見合いって、何を話せばいいの?」「服装は?」「沈黙になったらどうしよう…」
初めてのお見合いを控えた男性が抱える不安は、みんなほとんど同じです。
でも大丈夫。お見合いは“完璧な会話術”を披露する場ではなく、“相手に誠実さと安心感を伝える場”なんです。
今回は婚活カウンセラーの立場から、独身男性が初めてのお見合いで気を付けたい5つのポイントをお伝えします。これを押さえておけば、緊張しながらも好印象を残すことができますよ。
1.第一印象は「清潔感」が9割
女性がお見合いで最初にチェックするのは、実は顔立ちや年収ではなく「清潔感」です。清潔感さえあれば、どんな男性でもスタートラインに立てます。
- シワのないシャツ、サイズ感の合ったジャケット
- 髪は寝ぐせを直して整える
- 爪は短く切り、手のケアも忘れずに
- 口臭や体臭対策は必須
「おしゃれすぎる必要はないけれど、だらしなく見えないこと」が大切です。目指すのは「仕事の商談に行くくらいのきちんと感」。これだけで相手に安心感を与えられます。
2.会話は「自分語り3:質問7」のバランスで
お見合いで一番困るのが会話。沈黙が怖くて自分のことばかり話してしまう男性は少なくありません。でも女性は「聞いてくれる人」に好感を抱くものです。
おすすめは、**「自分の話3割、相手への質問7割」**のバランス。
例えば:
「趣味は映画です。最近はアクションを観ました。〇〇さんは映画好きですか?」
こんな風に、自分の話にちょっとした“問いかけ”を添えると自然に会話が広がります。
また、会話のタブーは以下の通り:
- 初対面で年収や結婚観を細かく聞きすぎる
- ネガティブな話(仕事の愚痴、過去の失敗)
- 自慢話を長くする
お見合いの目的は「お互いを知るきっかけ作り」。面接のように質問攻めにせず、会話キャッチボールを意識しましょう。
3.姿勢とリアクションで誠実さを伝える
会話の内容以上に、女性が意外と見ているのが「姿勢」と「リアクション」。
- 相手の目をしっかり見て、うなずきながら話を聞く
- 背筋を伸ばし、だらんと座らない
- 相手が笑ったら一緒に笑う
これだけで「この人はちゃんと向き合ってくれている」と伝わります。
逆に、スマホをチラ見したり、腕を組んで無表情で聞いたりすると、どんなに素敵な会話をしていても台無しに…。
「話を盛り上げよう」と気負うよりも、「相手の話を楽しもう」と思うことが、結果的に誠実さや安心感につながります。
4.時間とマナーはお見合いの基本
初めてのお見合いでやってしまいがちなのが、ちょっとしたマナー違反。印象を左右するので要注意です。
- 時間厳守:10分前には到着しておく。お見合いに遅刻は厳禁です
- 挨拶:「今日はお会いできて嬉しいです」と最初に伝える
- 目を見て話す:時折り笑顔を見せながら、相手の目を見て話す
- 別れ際:「またお会いできたら嬉しいです」と一言添える
特に最後の一言は次につながる大事なポイント。無言で帰ってしまうと、「脈なしだったのかな…」と女性を不安にさせてしまいます。
5.「うまくいかなくても学び」と捉える
初めてのお見合いで「理想の相手と即マッチング!」なんてことは、実は少数派。多くの人は何度かお見合いを重ねながら、自分に合う人や自分らしい会話の仕方を見つけていきます。
大事なのは、**「失敗=経験値アップ」**と捉えること。
- 会話が弾まなかった → 質問の仕方を工夫しよう
- 緊張しすぎた → 次は深呼吸して挑もう
- 相性が合わなかった → 自分の希望条件を見直すきっかけ
婚活は「一発勝負」ではなく「積み重ね」です。気楽に構えて、楽しむ気持ちを忘れないことが、長く続けられる秘訣なんです。
まとめ
初めてのお見合いで気を付けたいのは、次の5つ。
- 清潔感を意識した身だしなみ
- 会話は「自分3:質問7」のバランス
- 姿勢とリアクションで誠実さを伝える
- 時間とマナーを守る
- うまくいかなくても学びと考える
この5つを心がければ、初めてのお見合いでも安心して臨めます。
婚活は相手探しと同時に、自分自身を少しずつ成長させてくれるプロセス。最初は不安でも、回数を重ねるうちに自分らしいスタイルが見えてきます。
「うまく話せるかな?」ではなく、「今日はどんな人と出会えるかな?」とワクワクを持って臨むこと。それが初めてのお見合いを楽しむ一番の秘訣です。