結婚を考えているあなたに、理想のパートナーシップの築き方について私の体験を元にお話ししたいと思います。理想のパートナーは最初から完璧な存在として現れるのではなく、コミュニケーションを通じて二人で育んでいくものです。わかりやすくステップでまとめてみたので皆さんの日々に活用していただけたら嬉しいです。
ステップ1:出会いを大切にする
私は今のパートナーと出会ったとき、第一印象は「なんていい人なんだろう?」と思いました。初めての出会いからLINEでのやり取りが始まりましたが、最初の頃はお互いに誤解や戸惑いがありました。
ですが出会いを大切にコミュニケーションを重ねる事を続けていきました。
ステップ2:コミュニケーションを重ねる
彼とのやり取りが進む中で、時には彼の言葉に驚いたり、何を考えているのか分からないこともありました。しかし、理想のパートナーシップを築くためには、お互いの考えや気持ちを理解するためにコミュニケーションを続けることが大切です。彼は何が嫌なのか?どんな事が好きなのか?まずは知っていかないと理想のコミュニケーションを築きあげる事ができるかわかりません。
一度会った時に彼に言われた言葉で「何なの?この人何言ってるの?」と感じて、それ以降会わなければ今の二人はなかったと思います。確かに「なんでこういう事いうんだろう?この人は」と感じたことはありました。彼がなぜそういう言い方をしてしまうのかをコミュニケーションを通して知っていく。その過程がとても大切なのです。
ステップ3:誠実に話し合う
ある日、彼と直接会って話す機会がありました。シングルマザーとして久しぶりの恋愛だった私は、彼からの「付き合ってほしい」という言葉にとても嬉しく感じました。しかし、順調な時ばかりではなく、占いの結果を彼に伝えたことで一時は別れ話にもなりました。「え~?なんで?そんな事でいきなり?」と思いました。
しかも相手から一方的にLINEで「別れよう」と言ってきて、私はまだこれから育んでいこうと思っていたのでショックでしたが、彼の気持ちを尊重して別れるしかないかなと気持ちに整理をつけようと頑張っていました。
そしたら、翌日もLINEが来て「別れても君の事応援しているから」とか言われて・・・
正直「ふざけんな!!」って思いましたよ。せっかく人が気持ちに整理つけてる時に、また気持ちを持たせるような事を言ってきて、この人何言ってるの?って。
自分がこう思っている事も伝えましたよ。さすがに「ふざけんな!!」とは言いませんでしたが、気持ちに整理つけようとしているのに、そういうLINEもらったらまた気持ちが揺れるでしょって。
そしたら、返ってきた返信が「ごめん、もしチャンスもらえるならもう一度やり直せないか」でした。
何じゃそりゃ!!だったら最初から別れるとか言わないでよ~!!というのが私の本心でしたね。
でも、私は彼の事が気になっていたので、自分の素直な気持ちに従って交際を継続していきました。
ステップ4:問題に向き合う
彼と再びやり直すことになりましたが、彼は時折、自分の気持ちを閉じ込めてしまうことがありました。踏み込んでほしくない時に突然連絡が取れなくなったり、「別れよう」と言われたりシャットダウンするのです。その都度、私は彼と何度も話し合いを重ねました。彼の考えや感情を理解するためには、時間と努力が必要です。中には私が理解できない事もあります。でも、彼の育ってきた背景で今の彼が創られており、当たり前で私と感じ方も考え方もコミュニケーションのパターンも違うのだからと忍耐強く理解する努力を続けてきました。
ステップ5:お互いの違いを認め合う
お互いに異なる環境で育ったため、コミュニケーションのパターンも異なります。私は彼のことを知りたいと同時に、自分自身の気持ちや考えも伝えるようにしました。「こういうことをされると嬉しい」「こういうことを言われると悲しくなる」と具体的に伝えることが大切です。私はよくパートナーシップの話をする時に「自分の取り扱い説明書を相手に説明してあげましょう」と話します。
使い方が分からない家電を使う時って、取り扱い説明書を読みますよね。
でも、どうしてパートナーシップの時には皆さん自分の取り扱い説明を相手に伝えてあげないのでしょうか?
育ってきた環境も考え方も感じ方も違う二人が出会ってすぐにすべてをわかりあえるって凄く稀な事だと思います。
ですから、まず、「私はこんな人なんです」という自分の取り扱い説明を伝える事は大切だと思います。それができるようになる為には、まず自分の事を深く知っていく必要があります。
ステップ6:冷静に話し合う
感情的になる前に、冷静に話し合うことを心がけましょう。怒りを爆発させるのではなく、小さな不満や疑問を丁寧に伝えることで、お互いの理解を深めることができます。簡単に文章で書いていますが、過去の私は小さな不満や疑問を相手に伝える事なく我慢に我慢を積み重ねて爆発するというタイプでした。
それされると、相手には私が本当は何が嫌だったのかが伝わりにくくなります。
感情的になってしまったら言いたくもないことを口走ってしまう事ってありますよね。結局それが元で喧嘩がヒートアップする。
そうならない為に、これってどういう意味なの?って思った時に相手に確認するようにしています。「あなたが話していた事って、私はこういう風に受け取ったんだけど、そういう意味で合ってる?」という風に聞いて、相手と認識のすり合わせをしていました。
こういう努力が小さな溝を埋めてくれて、強いパートナーシップを築いていける一歩になるんです。
ステップ7:お互いを尊重する
最後に、相手を責めるのではなく、自分の感情をしっかりと見つめ直しましょう。相手があなたを怒らせる原因となることがあっても、自分がなぜ怒っているの、何が嫌だったのか、またそれがなぜ嫌だったのかを考え、自分の気持ちを冷静に伝えることが重要です。
私自身パートナーシップの中でも、これ凄く意識してやってきました。
「今までに自分はこういう事で傷ついた過去があって、シャットアウトされると本当に苦しい。大切なものが突然いなくなるのが怖いんだと思う。シャットアウトされる理由が分かれば自分の成長にいかせるけど、理由もわからないままだとどうしていいか分からなくなる。だから、シャットアウトしそうだなと思う時には理由を教えてほしい」と伝えたりしていました。彼がシャットアウトする時には反射的にしているので、なぜなのか?理由を考えた事がなかったという時には、シャットアウト期間が明けてまた会うようになった時に彼の気持ちを聞くようにしてきました。
結論
理想のパートナーシップは、ひとつひとつ二人で一緒に育んでいくものです。あなたがどのようなコミュニケーションを望むかを考え、冷静に話し合いながら関係を築いていきましょう。いちいちめんどくさいと思うかもしれませんが、相手はあなたの事を知りません。「自分がこんな事思っている事ぐらいわかってよ~」では伝わらないのです。
お互いの「今」に至るまでの歩んできた道のりを尊重して、関心を寄せあっていく事が理想のパートナーシップを築く為に大切な事なのだと思います。
まずはできるところから一歩ずつ。
何から手をつけていいのか分からないという方は、えんむすびではパートナーシップに対するサポートもしています。是非気軽にえんむすびでどういう事ができるのかお話を聞きにきてくださいね。